院長のお勧め本①
2021/05/03
院長のお勧め本①
「スマホ脳」 新潮新書 アンデシュ・ハンセン著
院長のお勧め本①
「スマホ脳」 新潮新書 アンデシュ・ハンセン著
世界的ベストセラーという話題の本で、一気に読めました。 今や生活に欠かせないスマホですが、使えば使うほど、集中力・記憶力・学力が落ち、睡眠障害・うつなどの精神面の変調をきたしやすくなるという研究結果が、説得力ある形でどんどんと示され、本来人間の脳のシステムとスマホが合わないものであることを脳科学の視点から納得いく説明がされていました。 特に子供に対する影響が大きく、1日2時間以上スマホを触る子は悪影響が蓄積されてゆくという、恐ろしい事実が書かれ、実際にスマホの開発者たちが自分の子供からスマホを遠ざけていたとは! 大人も影響大! 我々が「スマホを使わされている」との認識を持つことが大切です。 最後に、人間の脳にとって健康的な生活について、特に運動の重要性について語られていました。 スマホが必要品になっている時代だからこそ、その功罪についてしっかりと認識する必要があると心から思いました。 皆様、是非ともお読みいただきたい著書です!